蜂に刺された場合の対処方法

2023年4月26日

刺されると厄介な蜂、スズメバチはもちろんのこと、アシナガバチも刺されると非常にやっかいです。スズメバチは春から秋にかけて、アシナガバチは夏のシーズンに活動をします。

外でのレジャーを楽しみたいシーズンにかぎって、蜂が出現し、刺される危険性も上がります。

そこで今回は蜂に刺されたらまずどうするか？家にでっかい巣があって、子どもが外で遊べない、ガーデニングが楽しめない、といった方にどう対応すべきかについてご紹介します。

下記に当てはまる方はぜひ最後までご覧ください

・蜂に刺されたときにまずどうするかを知りたい

・庭で子供を遊ばせたい、ガーデニングしたいのに、蜂の巣があって困っている

・蜂に刺されないために駆除について知りたい

蜂にさされたらまずどうする？

蜂に刺されたらまず以下のような対応を取りましょう。

刺された部位から毒を搾り出し水で洗い流す

蜂の毒を爪や指でつまみ、強く搾り出しましょう。ただし、口で吸い出すことは絶対にやめましょう。蜂の毒で、お口の中が痺れてしまう危険性があります。

蜂の毒は水に溶けるので、流水で直ちに洗い流してください。

流水で洗い流すことで、冷やす効果もあり、腫れを軽減させることもできます。

市販の塗り薬を塗る（抗ヒスタミン薬、ステロイド含有のもの）

蜂の毒でアレルギー反応が起き、腫れが起きるので、抗ヒスタミン薬（裏側を見てジフェンヒドラミンなどが配合されている）やステロイド（デキサメタゾンなど）の塗り薬を塗りましょう。

市販の痒み止めの多くに抗ヒスタミン薬が配合されているので、市販されている塗り薬でいいのですぐに塗布しましょう。また、塗り薬を塗った後に、氷などがあれば冷やすことでより腫れや痛みを軽減させることができます。

腫れや痛み以外の症状が出たらすぐに病院へ行く

蜂の毒はアレルギー反応を引き起こすことがあります。

特に2回目に刺された場合には、急にめまいがしたり、

嘔吐や下痢といったアナフィラキシーショックが出る可能性が格段に上がります。一刻も早い治療が必要です。友人やご家族が刺された場合で、すぐに病院に連れて行けるのであれば、すぐに病院に連れて行きましょう。自分が刺されてしまって、症状の進行が著しい場合は、救急車を呼ぶことも覚えておきましょう。

蜂に刺されないために駆除依頼も考えよう

蜂に刺されないためにも、蜂の巣の駆除は必須です。でも蜂駆除の依頼って高そう、自分でもできるんじゃないか？と思う方もいらっしゃるでしょう。

では、蜂に刺されないために自分で駆除する場合と、蜂駆除業者に依頼する場合についてそれぞれ解説していきましょう。

自分で駆除するには基準を知り、万全の準備が欠かせない

蜂の駆除を自分でできるかの判断基準は蜂の巣のサイズです。

蜂の巣が15cm以上を超えると、大量の蜂が蜂の巣にいるため、命の危険性が著しく高くなりますので、絶対に自分で駆除してはいけません。

自分で安全に駆除する場合は、防護服を着て、長靴、手袋、マスク、ゴーグルなどの準備が必要で、特に防護服は数千円から数万円し、あまりにも安いものだと防護服の厚さが薄く、蜂に刺されてしまう危険性もあるので、購入時には十分に注意しましょう。

蜂駆除用の殺虫剤も1000円以上するので、自分で駆除するとなると、準備だけでトータルで数万円かかり、なおかつ、自分が刺されてしまう危険性もあります。

駆除に失敗し、蜂をかえって刺激し、蜂の攻撃性が上がり、さらに自分の身を危険に及ぼす可能性もあります。

リスクを十分に考えて自分で駆除するかを検討しましょう。

蜂駆除をプロに依頼するのにメリットはある？

蜂に刺されないためにも、確実に蜂を駆除するなら専門家に依頼すれば確実です。

蜂駆除業者に依頼する大きなメリットは主に3つあります。

1.とにかく安全

蜂駆除は非常に危険な作業です。専門知識と経験が必要です。

素人の場合、蜂を無駄に刺激してかえって刺されるリスクが上がってしまうことも多いのが事実です。

蜂駆除業者に依頼すれば、専門知識を持った業者が的確に蜂駆除を行い、自分自身だけでなくご家族の安全も確保することができます。また、間違った方法で自分で駆除し、刺されて、アナフィラキシーショックを起こしてしまえば、命の危険はもちろんのこと、治療費もかかってきます。そういった点からも蜂駆除業者に依頼するメリットは大きいでしょう。

2. 戻りバチ対策が可能

実は、頑張って自分で蜂を駆除しても、戻りバチといって、巣の外にいた蜂が戻ってきて再び、巣を作ることがあります。巣を作れば再び蜂駆除という危険を伴う行為をしなくてはいけません。ですが、蜂駆除業者は、駆除とともに戻りバチの対策も確実に行ってくれます。自分で戻りバチ対策をすることも可能ですが、夕方以降に行わなければいけなかったり、忌避剤、トラップなど別の費用と労力がかかります。戻りバチ対策に関しても、プロに依頼するメリットは大きいです。